新調屋台制作

  • 南之町新調屋台 「チーム福喜」 
     宮大工 福喜建設(株)  塗師 砂川漆工芸
     彫師  賢申堂      錺師 かざり金具きたかど
     ふとん下地師 大和建築  吉野産桧(本棒) 井上製材所
  • 7月までの制作状況を、ダイジェスト版 映像で振り返ります

  • 布団屋台独特の水切りの反り、形状は、南之町の伝統の角度を引き継いでいます。遠くから見てもすぐ南之町のやっさとわかります。職人技です!!(^^)

  • 垂木の幅と間隔が等しい繁垂木、三段の様式を三軒といいます。下から見上げたときの垂木の並びは芸術です。(≧▽≦)
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  • 宮大工・彫師のコラボです! 原寸図の通り加工お見事!!(*^^*)




  • 斗組は、斗(大斗4個、皿斗大4個、皿斗小384個、巻斗368個、鬼斗16個)と肘木(枠肘木136個、通肘木16個、隅肘木16個)を
    組み合わせた複雑な構造で、社寺建築の“技術”の見どころです。
    今回、写真撮影を通じ宮大工さんの最も手間がかかり、芸術性が高い部分が“斗組”と知りました!(^^)!
    一つひとつのパーツの組み合わせ制作を見て、匠の技に感動しました。
    布団屋根等を支え、屋台練の衝撃を緩和する構造です。間近でみると圧巻です!!(*^^*)

  • 飾磨・淡路・岸和田彫刻の伝統の技を受け継ぐ賢申堂(岸和田市)彫師河合さんにお願いしている屋台彫刻制作が順調に進んでいます。
    題材は、明治34年の南之町屋台新調時の幕図柄 “富士の巻き狩り”です。 完成が楽しみです!!(^^)!




  • ふとんやっさの木地は、社寺建築の基本によって制作されます。正式な構造物には決まりがあり、木割りという手法が用いられます。
    腰組高欄は、斗組が支える構造です。
    ■斗(大斗、鬼斗、巻斗、方斗など)
    ■肘木(隅肘木、拳鼻肘木、雲肘木、通肘木など)
    と呼ばれる2種類の部材の組み合わせからなっています。


  • 2017年3月19日に福喜建設株式会社の工場で行いました。


  • 担ぎ棒(原木)買い付け
    福喜建設株式会社の「現代の名工」に選ばれた宮大工、福田喜次氏(姫路市木場)と
    新調屋台制作依頼奈良にて担ぎ棒(原木)吉野桧を買い付けしました。



    担ぎ棒伐採時の写真です。
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